あまくさモン★'s blog

ギリホリからオーストラリアの永住権に挑む物語。

MENU

和食でみそ汁を1番目に飲む理由

日本には「和食」という

日本人ならではの食事があります。

 

和食を毎日食べている人も

時々食べる人もいるでしょう。

 

そして和食には「一汁三菜」という言葉があり、

一汁三菜(いちじゅうさんさい)は、日本料理献立およびメニューの1つ。一汁は汁物を1品、三菜は料理を3品という意味である。

参考:Wikipedia

 

日本の汁物の代表と言えば「みそ汁」ですよね。

f:id:one-voice-of-a-crane:20190418154858j:plain

みそ汁は室町時代(1336年〜1573年)に日本の食卓に出てきたと言われており、

食べる美容液*1とも呼ばれています。

また、ダイエット効果・癌の抑制*2にも働きかけてくれると注目されています。

 

だからみそ汁は日本人に長く飲まれており、朝の定番汁物になったのかもしれませんね。

 

 

でも、みそ汁を飲む順番があるって知っていますか?

 

みそ汁は1番目に飲む

これは以前、岐阜県・高山でリゾートバイトをしていた頃に

朝のホールで配膳をしていたら

「お客さんにまずみそ汁から飲んでもらうように声かけなさい」と

調理場の方から教えてもらいました。

 

なぜなら...

 

みそ汁は食事を美味しくさせる

朝起きてコーヒーやお茶などを飲んだり、たばこをすったりする方は

口の中が酸性に傾きやすく、酸性だと味に変化をもたらします。

 

人の体液のPh値はおよそ7.3〜7.4(弱アルカリ性)と言われており、

人の体液に近いと美味しいとされています。*3

みそ汁はアルカリ性食品なので

食事の始めに飲むことで酸性に傾いていた口の中をリセットして

食事を美味しくさせてくれるのです。

 

温かい飲み物が寝起きの体温を上げてくれる

人は寝ている時に体温が下がり、

1日のうちで早朝が最も低いと言われています。*4

体温が下がったままだと

  • 免疫力が低下する
  • 代謝が下がる
  • 痩せにくくなる
  • お腹を壊しやすくなる
  • 消化力が下がる
  • 手足などのからだの末端の機動力が落ちる

参考:zehitomo journal
体温を上げる健康法?低体温のデメリットと体温を上げる食材10選【栄養士執筆】 | Zehitomo Journal

などのデメリットも。

 

そんな冷えきった朝のからだを

みそ汁に含まれるタンパク質には体温を上げる働きがあるのです。

 

終わりに

調理場の方に教えてもらうまで

みそ汁の食べる順番なんて考えた事もなかったし、

調理の人は料理を美味しく食べてもらうことや

食べてもらう人のからだにも気を配っているんだなと

とても感銘を受けた出来事でした。

 

美味しいご飯は人生の楽しみ。

みなさんも一日の好スタートをきる「みそ汁活」始めてみませんか?